下水道工事
下水道工事とは
下水道工事とは、生活排水を下水管に繋げ排水を可能にする工事です。
下水道は工場から出る産業排水、台所やトイレから出る生活排水を排水管を通して公共下水道管へ流します。その後排水処理場まで運ばれ、綺麗な水に処理し河川に放流されます。
下水道工事により、トイレの水洗化など衛生的になります。汚水ますを始めとした敷地内にある排水設備は住人により工事され、下水道管などの敷地外の工事を私たち建設業者が自治体から請け負って工事をさせていただいております。下水道管の埋設工法は大きく分けて、開削工法、推進工法、シールド工法の3種類あります。
■開削工法
開削工法は、下水道工事で最も使われる工法で、ショベルカーなどで土を掘り、下水道管を並べた後に土で埋め戻します。当社が請け負う工事はだいたいこの工法によるものになりますので、以下のページで開削工法の手順を説明させていただきます。
■推進工法
「非開削工法」と呼ばれ、管路の始点となる発進立坑から地中を掘り進む掘進機により、管路となる推進管を後続に接続しつつ、発進立坑からの反力を利用して地中に押し込み管路を築造します。 川、水道管、ガス管などの障害物の下に下水道管をくぐらせる場合など、 開削工法では工事が難しい際に使う工法です。当社でも、この工法による工事を請け負うことがありますが、開削工法よりは少ない工法になります。
■シールド工法
長い距離や、大きな管(トンネル)をつくるときに使う工法です。
地下鉄やアクアラインなども、このシールド工法によって作られました。
参考写真