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公共工事

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地中電線化工事

地中電線化工事とは

地中電線化工事とは、地面の中に電気のケーブルを配線する工事です。

道路上に張り巡らされている電力および通信のケーブルや電線類を地中に埋設するものです。


目的と効果

■安全で快適な通行空間が確保できます

歩道が広く使え、ベビーカーや車いすの人にも安全に利用しやすくなります。

■景観が向上します

地上に張り巡らされた電線類が見えなくなるため、美しい街並みが形成されます。

■災害を防止します

台風や地震などの災害時に、電柱が倒れたり電線が垂れ下がったりするといった危険がなくなります。また、倒れた電柱に道をふさがれることがなくなるため、災害時の緊急車両の通行が妨げられなくなります。


電線共同溝

電線類地中化の手法の一つで、電線や通信線など2つ以上の者の電線類を共同して地下に収容する施設のことをいいます。

出典:国道交通省ホームページ「無電中化の推進 手法・工程」

 

電線共同溝工事の流れ

画像:電線共同溝工事の流れ

  1. 支障移設工事:電線共同溝を設置するのに支障となるガス管や水道管などを移設します。
  2. 本体工事:電線共同溝施設本体構造物と本体管路を地中に設置します。
  3. 引込管路工事:民地内へ電気や通信を供給するための管路やケーブルを地中に設置します。
  4. 電線・電柱撤去工事:民地への供給の切り替えが終わりしだい、電線と電柱を撤去します。
  5. 道路整備工事:地中化により掘り返された道路の機能を復旧するための整備工事を行います。